SHINTARO KAKUDATE

[メカニック編 #6]

角舘 信太郎SHINTARO KAKUDATE

東京スバル株式会社

未来のSUBARUを支える、
若き職人のプライド。

スバルチーム全体でお客様に充実したサービスをお届けするために、未来を担う若手の成長は欠かせない。スバルの若手メカニックは、日々研鑽を重ね、自らの技術、知識に磨きをかけている。

KAKUDATE'S TALK

「全国スバルサービス技術コンクール」では、「マイスター部門」と同時に「ユース部門」を開催している。そこは若手メカニックが成長した姿を披露し、互いに競い合う場であり、角舘は東京スバルを代表して出場し、見事に優勝の栄冠に輝いた。

下回りの作業をする角舘

「出場候補者の1人になった時点では、自分には経験が足りず、全国大会を戦う自信はなかった」と語る角舘。角舘は入社2年目に勤める店舗の建て替えに伴い、限られた設備しかない仮工場での勤務となる。そこでは、簡単な点検作業しか経験できなかった。他の店舗で働く同期が車検や故障の修理などを経験している中で、焦燥感を抱いたという。「『このままでは1年間、成長できないのではないか…』というもどかしい気持ちがありました。しかし、『今の環境でできることを確実に取り組もう』と、目の前の仕事でミスをしない確実な作業を身に付けようと思っていました」

メカニック角舘のツールボックス

同期との経験の差を感じる角舘はどのように全国大会に挑んだのか。「大会の2週間前からは、先輩の指導のもと毎日特訓をしていました。競技に使われるクルマと同車種のクルマを社内で用意してもらい、配線図を頼りに、ヒューズやハーネスの位置を隅々まで記憶しました。また、競技種目となる12か月点検は何度も反復練習しました。時計を見ながら、時間管理を徹底し、効率的かつ素早い作業を試行錯誤しました。今回の経験のおかげで、確実な作業に加えて、時間を意識することもできるようになりました」

インタビュー中の角舘

『経験不足の悔しさ』をバネに特訓に取り組んだ角舘。見事、優勝を果たした本人は「まだまだ経験は足りていない。しかし、『やればできる』ということは証明できた」と自信を口にする。「現状で満足することはできない。お客様のために技術を磨き、より良いサービスを届けたい」と決意を語る瞳には未来のスバルを担うプロのプライドが宿っていた。

角舘 信太郎

SHINTARO KAKUDATE

東京スバル株式会社

  • 2014年 東京スバル入社
  • 第30回 全国スバルサービス技術コンクール
    ユース部門 優勝
東京スバル株式会社 角舘信太郎
お客様により良いサービスを
届けるため、プラスアルファの
価値を考え行動する。

※本サイトの内容は、2016年1月から2017年3月にかけて取材し公開したものです。