篠山城に復元された『大書院』。木造住宅建築としては規模が大きく、部屋割りや外観は京都二条城二の丸御殿の遠侍と呼ばれる建物と良く似ています。江戸時代中期頃の古絵図をもとに2002年に復元されました。館内には篠山城の歴史を学ぶことができる展示があります。
篠山城のお堀を隔てた周辺には、城勤めの侍たちの居住エリアだったようで、現在も武家屋敷を彷彿とさせる建物が立ち並んでいます。
篠山の街中にあった『大正ロマン館』の前に居たのはデカンショモニュメント“デカボー”。
日本六古窯のひとつ、「丹波焼」で作られたもので、右手の甲に触ると民謡「デカンショ節」が流れてきます。
篠山の街中には、名物『ぼたん鍋』(いのしし肉)の専門店が多数ありました。上空を見上げると、ビルの壁から飛び出してくる巨大ないのししが!
こちらはお城から少し離れたところにある商家町。お城周辺の武家町と共に、伝統的建造物群保存地区に指定されています。インプレッサのクォーツブルー・パールは、こんな背景にも良く似合いますね。
「水分れ(みわかれ)」は本州でもっとも低い中央分水界。
ここに降った雨は一方は由良川を経て日本海へ、もう一方は加古川を経て瀬戸内海へと注ぎます。降った雨を日本海、太平洋に分ける線が、中央分水界。この場所が「水分れ」と名付けられたのもそこに理由があります。
水分れ周辺は、公園として整備されており、各所にその意味を説明する看板が掲げられていました。水分れ資料館もあり、より詳しい情報を得ることができます。
鹿のかわいい置物も。
「丹波鹿」は丹波に生息するホンシュウジカのブランド名。平均約30㎏と小柄なのが特徴。鹿は繁殖力が高く、捕獲しないと急増してしまい、樹皮や根まで食べてしまうため、生態系を壊してしまいます。
「無鹿(むじか)」エントランスでは、鹿の加工品の販売も行なっていました。写真は箸置き。他にも食用の精肉に回さない部位などを使って加工した犬用のナチュラルドッグフードもありました。