梅雨を愉しく、爽やかに 水無月の草画房

Special

下田にある築100年の木造家屋を使ったギャラリーカフェ『草画房』。冷暖房のないこの木造建築での暮らしの知恵を書家の竹沢尚生さんにお聞きしました。

写真は草画房の中にあるたばこ店の販売ボックス 写真は草画房の窓際にあるカフェテーブル。すぐ下には川が流れている 写真は草画房土間からの眺め。ギャラリー内には植物が飾られている

草画房ギャラリー

草画房の引き戸を開けると土間にテーブルがあります。
窓際のテーブル席の外にはすぐ下に川の流れが見えます。昔懐かしいたばこ店の販売ボックスは、以前近くで実際に使われていたものを、譲り受けたもの。室内にはいたるところに季節の草木、花が飾られています。

写真は草画房で販売されていた陶器作品。小型のカップやお皿に竹沢さん直筆の文字やが描かれています。 写真はコーヒーカップとソーサーの作品 写真は大振りのお椀。

ギャラリーの販売コーナー

コギャラリーの中では、コーヒーカップ、小型マグカップ、お皿などを販売しています。いずれも竹沢さんが直筆で象形文字やイラストを描いた作品です。

写真は草画房の小物コーナーで販売されていた小鳥の形をしたひと言メモ。 写真は小鳥の形をしたひと言メモを使った作品例”風のように”という文字が描かれています。 写真は文字を描いたひと言メモをリースに飾り付けた作品。

墨を気軽に愉しむアイテムを見つけました!

ギャラリーで販売されていた小鳥の形をしたひと言メモ
どんなふうに使うのかな…?と思ったら、作品例が。墨で好きな文字を描いて…(これは『風のように』)こんなふうに飾り付けると、雰囲気いっぱいの素敵なリースになりました。

写真は炭でできたセミの小物 写真は竹沢さんのABCをモチーフにした作品を染めた日本手拭い

墨を愉しむ小物が、ほかにも色々ありました。

ギャラリーには暮らしの中で墨を愉しむための小物がいろいろありました。こちらは中国製の墨でできたリアルなセミ。
竹沢さんが筆でアルファベットを描いた作品を使って染めた日本てぬぐい。本誌では、この生地を使って作ったおしゃれな夏用のシャツもご紹介しています。

写真は草画房の2階の外観。瓦屋根に昔ながらの木枠の引き戸がある。 写真は川を隔ててみた草画房の様子。手前には小さな橋がある。

築100年の古民家・草画房

草画房は、築100年を超える古民家。もとは料亭や事務所として使用されていたこともあるそうです。下田の散策ルートとしてもポピュラーなペリーロード沿い、逢坂橋のたもとにあります。
涼し気な雰囲気で、オープンしていない日でも、観光客の方がつい入ってきてしまうことがしばしばあるそうです。

写真は、草画房の和菓子と珈琲のセット

草画房のご案内

毎週土曜、日曜、祝日(土日に続く祝日)のみ営業(不定休あり、要電話確認)
営業時間 10時〜17時
※ギャラリー見学は無料。
〒415-0023 静岡県下田市坂下町3丁目14-6
http://www.sogabo.com/

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