Touring with SUBARU
日本の国石 翡翠を探しに@糸魚川
長野道 安曇野IC→国道147号・国道148号→ヒスイ峡→糸魚川市内 翡翠探し→奴奈川神社→諏訪大社
所要時間:1日
中央道→岡部JCT→長野道・安曇野IC→国道147号→国道148号→ヒスイ峡→フォッサマグナミュージアム→ヒスイ海岸→フォッサマグナミュージアム→糸魚川観光物産センター(ヒスイ王国館)→天津神社・奴奈川神社
時間(単位:分) | ||
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長野道安曇野ICから国道147号線へ | ||
15分 |
安曇野ICにほど近い穂高の町で立ち寄った穂高神社。神社の御朱印を集めている同行のカメラマンは、ここで旅の記念に御朱印をいただきました。
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穂高神社 | ||
45分 |
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5分 | 道の駅白馬 | |
1時間 15分 |
朝、東京を出発。安曇野ICを降り、国道147号から148号を経て、冬場はスキー客でにぎわう白馬村へ。ステンドグラスが美しい道の駅白馬に立よりひと休み。
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30分 | ヒスイ峡 | |
30分 |
東京を出発して約5時間。小滝川ヒスイ狭に到着しました。眼前には明星山の大岩壁が迫ってきます。石灰岩でできたこの岩壁はロッククライミングの格好のフィールドとなっており、運が良ければ高さ500mの岸壁にチャレンジするクライマーの姿を見ることができるそうです。
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30分 | フォッサマグナミュージアム | |
30分 |
フォッサマグナミュージアムのエントランスにあった蒸気機関車 くろひめ号。糸魚川市須沢でとれる「白土(はくど」を運ぶために1956年から1982年まで、東洋活性白土株式会社の横町工場から糸魚川駅までの約300mの運搬用軽便鉄道で使われていたもの。軌道幅は61㎝。
こちらはエントランスを入ってすぐに展示されていた奇跡的な大発見の翡翠。時を違えて別々の場所で見つかった3つの翡翠が写真のようにぴたりと重なった『奇跡の三連結ヒスイ』です。 |
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30分 | ヒスイ海岸(青海海岸) | |
15分 |
ヒスイロードと名付けられた駅前商店街には、巨大なヒスイの勾玉や丸球等のほか、奴奈川姫の像もあります。左手に丸玉を持った像は糸魚川駅前にありました。そのまま商店街を日本海に向かって進み、海に近い位置に立つ像は、左手に勾玉を持っています。その脚に縋りつくようにしている幼い子は、建御名方命です。
商店街から線路を隔てて反対側に行くと、写真の『C12 SLパーク』があります。機関車はきれいに塗装が施されて今にも動き出しそうでした。 |
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30分 | ヒスイ海岸(糸魚川海岸) | |
10分 |
糸魚川の駅前からクルマで約5分で行ける糸魚川海岸と、西方に約15分ほど走ったところにある青海海岸に行き、翡翠探しにチャレンジしました。海岸には他にも石を探している人の姿がありました。
ヒスイでなくても海岸にある石は様々な色やカタチをしていて、つい拾ってみたくなります。 |
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60分 | ヒスイ王国会館(糸魚川観光物産センター) | |
10分 |
翡翠の加工をしてくれるヒスイ王国会館では、翡翠以外にもさまざまな石の加工品が販売されていました。こちらは糸魚川で産出されている姫川薬石。その名の通り、病を治したり、健康を増進したりすると言われる不思議な石。ヒスイ王国会館では、この薬石を削って作ったぐい吞みや、その加工後の破片を販売していました。
本紙で紹介した井田秀一さんが作った薬石のぐい吞みをお土産にひとつ購入。お酒を入れて飲むと、気のせいか、口当たりが柔らかく、和やかな味わいがしました。 |
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60分 | 天津神社・奴奈川神社 | |
20分 |
天津神社境内の別社、奴奈川神社。傍らには神社を覆い隠すようなタブの巨木がありました。天津神社春大祭は二基の神輿が競合する「けんか祭り」として知られています。また、境内の舞台を利用して行なわれる「天津神社舞楽」は、国指定の重要無形民俗文化財に指定されています。
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60分 | 長者ケ原遺跡/長者ケ原考古館 | |
30分 |
日没時間が早いこの時期、あちこちを回って長者ケ原遺跡を訪れたときには既に陽は傾き始めていました。遺跡に至る小道には、写真のようなさまざまな表情をしたかわいらしいオブジェがあちこちに置かれていました。
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5分 | ||
4時間 |
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30分 | 諏訪大社 | |
10分 |
東京に帰る途中、中央道諏訪ICを降りて、信濃国一之宮 諏訪大社を訪ねました。今回訪ねたのは、諏訪ICからクルマで数分のところにある上社本宮と、そこから東へ2㎞ほどのところにある上社前宮です。この他に、諏訪湖の北に諏訪大社下社春宮、下社秋宮があり、諏訪大社は上社(前宮・本宮)と下社(春宮・秋宮)の二社四宮からなる神社です。本誌で紹介したヒスイ付きのおみくじ以外にも、諏訪大神の神器「薙鎌」を模した薙鎌守がありました。これには父神大国主命の象徴である「福俵」、母神奴奈川姫の「翡翠」そして諏訪特産の「黒曜石」が組み合わせてあります。
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20分 | 子安社 | |
糸魚川で訪れた奴奈川姫を御祭神とする子安社は、上社前宮の近くにありました。縁結び、安産の守護神として古くから親しまれているとのことで、神前には安産を祈願する底の抜けた柄杓『安産杓』がたくさん奉納されていました。
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今回のご紹介URL
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フォッサマグナミュージアム
新潟県糸魚川市一ノ宮1313(美山公園内)
http://www.city.itoigawa.lg.jp/fmm/ -
ヒスイ王国会館(糸魚川観光物産センター)
新潟県糸魚川市大町1-7-11
http://itoigawa-bussan.com
今月のクルマ
2.0i-L ハイパーブルー
秋から冬へ、急速に季節が進む中、東京から新潟を目指してハイパーブルーのSUBARU XVを走らせました。安曇野ICを降りて白馬のあたりまで進むと、周辺の景色は美しい紅葉に染まっていました。運転していると外から観ることはできないのですが、赤や黄色が織りなす風景の中で、走り抜けていくハイパーブルーのSUBARU XVの姿は、ひと際鮮やかに見えたことでしょう。
今回の旅では、残念ながら翡翠を発見することはできませんでしたが、一年の中で、最も彩に満ちた風景の中を気持ち良く走ることができ、記憶に残るツーリングとなりました。