From 2019 Nurburgring
スバルのディーラーメカニックは世界最高峰のレースで戦う

ニュルブルクリンク24時間耐久レースとは

ドイツ西部で毎年開催される世界で最も大きく、世界で最も過酷な「ツーリングカーのお祭り」それがニュルブルクリンク24時間耐久レース。
F1の名チャンピオンをして、“The Green Hell(緑の地獄)”と言わしめたニュルブルクリンク・ノルテゥシュライフェ(北コース)は、“世界中のあらゆる道が存在する”と言われる。一周25.378kmのコースは、幅が狭く、荒れた路面やブラインドコーナーが連続する山岳コースで、ジャンピングスポットもあります。
このレースを観るため毎年世界中からファンが押し寄せ、アマチュアからワークスサポートのプロフェッショナルチームまで、出場レースカーは200台以上にのぼります。

スバルでは毎年、厳しい選考を経てこのレースにディーラーメカニックを派遣。
ミスの許されない厳しいプレッシャーの中、メカニックとしての技術を高め、最先端のカーテクノロジーに触れ、そして何より多くのスタッフが連携するレースで大切な、チームワークやコミュニケーションのあり方を学んでいます。
この経験を各販売店に持ち帰り、整備・点検をはじめスバルのサービス全体の向上に役立てています。

スバルはNBRにディーラーメカニックを派遣。

「メカニックの情熱と共に!」

監督 沢田 拓也

2019年レースでは、24時間をノントラブルで完走してクラス優勝を獲得することが出来ました。このレースを支えてくれたのが、ディーラーメカニックの8人です。
出場している全チームが完走と優勝を目指していますが、参加台数も多く、約65%しか完走できない過酷なレースにおいて、ライバルチームに勝って優勝することはとても難しいことです。
そのためには、レース前の事前整備、ピットイン時の交換整備作業など全てが完璧に行われることが求められるなかで、彼らは車両の整備とピットイン作業の練習を全員が情熱をもって一丸となり取り組んだ結果として、ドライバーも安心して、アクセルを踏んでいけたと思っています。
この活動を通じて、チームで目的を共有して仕事をすることの大切さと充実感を改めて感じてもらえたと思います。

2019 STI NBR Challenge Team
監督 沢田 拓也