[フロント編 #2]
佐藤 浩HIROSHI SATO
東京スバル株式会社
「修理を依頼される時、お客様は愛車が傷ついた上に修理の見込みや費用への不安を抱え、非常に困っている状況だと言えます。そんな時だからこそ、私たちの明確なご説明やご提案により、お客様の不安を少しでも取り除くことができたらと思っています」。
そんな佐藤が修理車両をみる上で大切にしているのが、『クルマとの対話』だ。「目に見える破損箇所だけでなく、事故の状況や構造骨格などを踏まえ、じっくりと対話するように車体をみます。長く安心して愛車にお乗りいただくためには、外観も大事ですが、安全や走りへの悪影響が無いか、確認が不可欠と考えています。どのような流れでクルマがダメージを受けたのかを見定め、お客様自身もそれを頭に描けるよう、分かりやすくお伝えしています」。
「スバルのお客様はクルマへの愛着が強く、手間や時間をかけても愛車をきっちり元どおりに直して欲しい、と要望される方が多くいらっしゃいます。その想いに応えるため、修理箇所のチェックはもちろん、走行テストでの確認など、責任を持ってチームでしっかり仕上げます。新技術への対応や、独自の機構・構造などスバル車を熟知し、そして入庫歴や使い方などお客様とその愛車を知る我々だからこそ、いざという時に力になれると考えています」。
シビアな状況のクルマを扱うことが多い板金塗装は、高い専門性が求められる。スバルのプロの知識と技術、そしてお客様の想いにしっかり応えたいという気持ちが、確かな安心を生み出すのだろう。
東京スバル株式会社
※本サイトの内容は、2016年1月から2017年3月にかけて取材し公開したものです。