人の思いとSUBARUがつながる現場を、カートピアではお馴染みのスパナくんがリポート。第5回は静岡スバルと常葉大学教育学部心理教育学科のつながりをご紹介します。静岡スバルでは同学科で行われているフィールドワークの授業に協力しています。授業を通して地元の企業と学生がつながったことで、お互いに様々な気づきがあったのだとか。
太田さんこの学科は心理学を学ぶ学科で、1、2年生では心理学を理論的に学び、3年生ではフィールドワークで実践的に学ぶんだ。今年、静岡スバルさんからもらったテーマは「スタッフの想いとお客様の気持ちのギャップ」。学生は自分達で課題を見つけ、心理学の学びをもとに課題解決のアイデアを出していくよ。
鈴木さん学生さんからのヒアリングや調査は店舗スタッフにも協力してもらい、実際に働いている人の声に触れてもらうようにしているよ。店舗を見学してもらうこともあるんだ。
鈴木さん授業では教える立場だけど、僕たちも学生さんから学んでいるんだ。仕事をするだけでは得られない気づきがたくさんあって、関わったスタッフの成長にもつながっているよ。また、クルマの販売以外の活動に取り組むことは、お客様だけでなく、地域の方々に親しみを持ってもらうきっかけになると思うんだ。だから、これからもクルマの販売という枠に囚われず、地域の役に立つことに取り組んでいきたいと考えているよ。
太田さん学生は就活以外で企業と関わることが少ないから、静岡スバルの方々との関わりそのものが刺激になっているよ。また、この授業では考えるプロセスを大事にしているから、学生と静岡スバルさんのつながりが続くことでより深い学びを得られると考えているんだ。だから、これからも継続していけたらいいな。
鈴木さん太田准教授は僕の同級生なんだ。最初は彼から授業に協力できないかと声がかかったんだよ。そのつながりで2020、21年は授業で取り組む課題提供をしていたんだけど、今年からは3年生で行うフィールドワークに協力することになったんだ。
太田さん課題に取り組む期間も延ばしたので、静岡スバルさんとのつながりを深めて、これまで以上に課題を深堀りして、より踏み込んだ内容に取り組めると期待しているよ。