SUBARU on the Road 特別編
“走り”を愉しむ旅
この夏、「誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー」へ進化した新型SUBARU BRZがついにデビュー。
動力性能やハンドリング性能に磨きをかけ、走りの愉しさ、操る愉しさをより一層際立たせました。
観光地を訪ねたり、おいしいものを食べたり、目的がある旅ももちろん素敵ですが、“走る”こと自体が愉しいと旅がもっともっと愉しくなるかもしれません。
そこで今回は、過去のカートピアで初代SUBARU BRZに乗って訪れた場所の中から、特に“走り”を愉しめる道を周辺のおすすめスポットと共にご紹介します。
今はまだなかなか遠出が難しい状況ですが、自由に旅をできる日がきたときに「愛車で走ってみたい!」と思っていただけるような道を見つけるヒントになれば嬉しいです。
JR五能線と絡み合うようにして日本海側を走る国道101号。右手には世界遺産・白神山地の圧倒的な緑が迫ってくる雄大な風景を楽しむことができます。津軽半島西岸から龍飛崎(たっぴざき)に至る国道339号は、さまざまなコーナーが連続するハンドリング路。国道339号の一部は、全362段の日本で唯一の「階段国道※」となっています。
緑を帯びた岩礁がどこまでも広がっている千畳敷海岸(せんじょうじきかいがん)。その昔、殿様が千畳の畳を敷き酒宴を催したのだとか。
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国道101号〜千畳敷海岸~国道339号
「鬼押ハイウェー」「万座ハイウェー」とその周辺の道路は、浅間山や白根山の麓を、春の新緑、夏の涼、秋の紅葉、冬の雪景色と四季を感じながらドライブすることができる道。標高の高いところだと上写真のような白樺の絶景を楽しむことができます。
1955~59年に行なわれた“浅間火山レース”の資料やクラシックオートバイを多数展示した「浅間記念館・二輪車展示館」では、貴重なオートバイを間近で見ることができます。
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浅間記念館・二輪車展示館~
鬼押ハイウェー~万座ハイウェー
時間に余裕があるなら、国道249号でのんびりとドライブするのがおすすめ。能登半島の中央を通る「のと里山海道」に比べると時間がかかりますが、海沿いを走りながら、さまざまな表情を見せてくれる能登の自然景観を楽しめます。
全長約8kmの「千里浜なぎさドライブウェイ」。クルマで走れる砂浜は日本でここだけです。潮風を感じながら能登半島国定公園の雄大な波打ち際をゆったりと走るのは爽快です。
千枚を超える小さな田んぼが海岸まで続く絶景の棚田「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」。時間帯や季節ごとに色々な表情の変化を見せてくれます。10月下旬からはイルミネーションが行なわれる予定です。
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千里浜なぎさドライブウェイ~
国道249号~白米千枚田
大野市~勝山市を結んでいる県道26号は眺めも良く、爽快な走りを愉しむことができます。道幅が狭いところもあるので通行の際はご注意を。
標高約249mの亀山の頂上に築かれた「越前大野城」。運が良ければ亀山の下の町が朝霧に覆われた「天空の城」を見ることができるかも。
旧勝山城下では風情のある伝統的な街並みを楽しむことができます。
ルート
越前大野城~県道26号~旧勝山城下
箱根から中伊豆に至るエリアにはスポーティな走りを愉しめるワインディング路がいくつかありますが、このルートはその中でも秀逸な道。尾根づたいに設けられた道は舗装状態が良く、富士山や駿河湾を望むことができる絶景ラインです。黄金崎までの県道410号も下写真のように眺望を楽しむことができます。
夕暮れには駿河湾に沈む夕陽に照らされて、岩石が黄金色に染まる「黄金崎」。日本の奇岩百景にも認定されています。
ルート
西伊豆スカイライン~
西天城高原道路~黄金崎
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