カートピア 高知県高知市の桂浜付近の海沿いを走るフォレスター | SUBARU
カートピア 高知県高知市の桂浜付近の海沿いを走るフォレスター | SUBARU

桂浜花街道(県道14号)を走るフォレスター。海沿いを真っ直ぐ走ることができる爽快な道だ。
Photographs●小川宏子

SUBARU on the Road

食と自然を愉しむ、秋の満腹ドライブ

高知県高知市〜須崎市〜土佐市〜北川村

桂浜花街道(県道14号)を走るフォレスター。海沿いを真っ直ぐ走ることができる爽快な道だ。
Photographs●小川宏子

秋といえば、“食欲の秋”や“芸術の秋”という言葉をよく聞く。暑さも落ち着き、過ごしやすい気候になると、色々なことをしたくなるのだろう。かく言う私も同じ心持ちで、秋の味覚を堪能し、芸術に心癒されたいという思いで高知県でのドライブを計画した。北は四国山地、南は太平洋に面した高知県は、豊かな森林と青い海の国。グルメに加えて、海沿いのドライブも愉しめそうだ。さっそくフォレスターAdvanceに乗り込み、エンジンを始動させた。

焼きたては“こじゃんとうまい!”


高知の市街地を出発し、桂浜方面へ。お目当ては名産の“鰹”。消費量全国一を誇る高知で代表的なのが、身の表面を焼いた「鰹のタタキ」だろう。そんなタタキを自分で焼き、焼きたてを食べることができるお店が『土佐タタキ道場』だ。体験付きのメニューは定食と単品のみといたってシンプル。注文すると鰹の柵が刺さった串を渡され、焼き場へ。藁を使った「藁焼き」という手法で火を起こし、炎の中に鰹を入れて高温で一気に焼き上げる。目の前で上がる火柱に驚いてしまうが、気を抜いてはいけない。1、2分でスタッフの合図があり裏返す。両面が焼けたら火から離し、熱々のうちにスタッフが切り分け、お皿に並べたら完成だ。焼きすぎていないか心配だったが、断面は見事な赤色でホッとした。

カートピア 高知県高知市にある桂浜の全景。 | SUBARU

弓なりに広がる海岸線が特徴の桂浜。海沿いの桂浜公園には坂本龍馬像、桂浜水族館などがある。

カートピア 柵に捌かれた鰹 | SUBARU

シーズンであれば、朝に獲れたての新鮮な鰹をその場で捌いてくれる。

カートピア スタッフにサポートしてもらいながら、鰹の藁焼きを体験する編集部スタッフ | SUBARU

焼き方は熟練のスタッフが教えてくれるので、誰でも安心してトライできる。

カートピア 炎で焼かれている鰹 | SUBARU

藁の風味が旨味を引き出すだけでなく、臭みや酸味を消してくれる効果もあるのだとか。

お皿には薬味やにんにくが添えてあり、お好みで県産ゆずを使ったポン酢をかけていただく。焼きたては“塩とわさび”がおすすめとのことなので、まずは塩とわさびで一口。口に入れた瞬間、香ばしい香りが一気に広がる。この味わいこそ、焼きたてならではの体験だろう。シンプルな味付けゆえ、鰹の旨味がしっかり感じられるのも嬉しい。もちろん薬味とゆずポン酢でさっぱりいただくのも良し。備え付けのゆず果汁をかけて爽やかさをプラスしても良し。最後の一切れまで大満足の一皿だった。

カートピア カツオのタタキ定食。高知県産の漬物や海苔、ちりめんじゃこもついている | SUBARU

定食1人前(1,800円)。高知産の漬物、海苔、ちりめんじゃこも付いており、ごはんが止まらない。

カートピア 土佐タタキ道場の外観。大きなカツオのオブジェが特徴的。 | SUBARU

『土佐タタキ道場』。香ばしい香りが漂っていて体験前から期待が高まる。

高知の鰹は3〜5月、9〜11月の2回の旬があり、「初鰹」、「戻り鰹」と呼ばれている。「『初鰹』はあっさり、『戻り鰹』は脂が乗っています。ぜひどちらも味わっていただきたいです」と、教えてくれたのはお店を運営する株式会社鰹船の常務取締役 門田麻子さん。お店は年中開店しているが、やはりおすすめは旬の時期なのだそう。今から春の初鰹を待ち遠しく感じつつ、腹ごなしのために桂浜周辺の海沿いから「横浪黒潮ライン」をドライブ。青々と広がる太平洋の海を眺めながら、海の恵みへの感謝の念がわいてきた。

カートピア 高知県土佐市にある横浪黒潮ラインから見える太平洋とフォレスター | SUBARU

土佐市にある横浪黒潮ライン。ワイルドな山のワインディングを愉しみながら、太平洋を一望できる。

北川村に美しく咲く、
モネの夢。


1泊し、翌朝。少し早起きをして高知市内を出発。高知市からクルマで1時間半弱、2つ目の目的地「北川村『モネの庭』マルモッタン」に到着。フォレスターのどっしりと安定した走りのおかげで、ロングドライブでも安心して運転できた。

カートピア 「水の庭」に咲き誇る睡蓮 | SUBARU

睡蓮は全部で23種類。池の中に190鉢の睡蓮鉢が配置され、最盛期(8月)は300輪ほどの花を咲かせる。

同園は印象派の巨匠クロード・モネが愛したフランス・ジヴェルニーの庭をモデルに造られた庭園で、世界で唯一クロード・モネ財団公認で“モネの庭”と名乗ることを許されている。園内に入るとすぐに代表作『睡蓮』のモデルになった池を再現した「水の庭」が現れる。色とりどりの睡蓮が朝の訪れと共に開花し、池を彩る様子はまさにモネの絵画の世界だ。再現度の高さはもちろんだが、注目はモネが咲かせたいと願い続けた、青い睡蓮。フランスの気候が合わず、咲かせることができなかったのだが、北川村の温暖な気候のおかげでモネの夢を叶えることができたのだという。だが、気候の違いという点では苦労も多いそう。「全く異なる気候条件でのモネの庭の再現、維持は非常に難しいです。常に天候や気温に気を配り、台風や大雨の際は対策を施す必要がありますし、本家と同じように農薬をなるべく使用しないようにしています」と、広報担当の西山純子さん。広大で優美な庭を維持する苦労は計り知れない。モネの精神と北川村の人々の思いによってこの庭は作られているのだと実感する。ちなみに、睡蓮の花は朝に咲き、午後になるにつれて閉じてしまうため、睡蓮を見るなら午前中に行くのがおすすめだ。

カートピア イタリアの地中海をイメージした植物で構成された「ボルディゲラの庭」 | SUBARU

「ボルディゲラの庭」はイタリアの地中海をイメージしており、「水の庭」とは雰囲気が異なるのも楽しい。

カートピア 「水の庭」にある太鼓橋。 | SUBARU

人気スポットのひとつである太鼓橋。訪れた人は橋から池を見たり、橋と池の風景を楽しんだりと様々。

カートピア 「ボルディゲラの庭」と太平洋を一望できるカフェ | SUBARU

「ボルディゲラの庭」にあるカフェ。モネの名作『ボルディゲラ』と同じく、遠景に海が見えるように設計したそう。

その後はモネがルノワールと旅した地中海の街ボルディゲラを描いた作品をイメージした「ボルディゲラの庭」、絵の具のように色彩豊かな花が咲く「花の庭」など園内を一通り散策したら、「手づくりパン工房」へ。テラス席で休憩しながら、高知県産ゆず果汁をかけたゆずかけソフトクリームで気持ちをさっぱりさせてから、フォレスターと共に帰路についた。

カートピア 「ショップ・ギャラリー」の内観 | SUBARU

園内の「ショップ・ギャラリー」は1階はグッズ販売、2階はモネの複製絵画や展示品を見ることができる。

カートピア ゆずかけソフトクリーム。ベースのミルク味のソフトクリームにゆず果汁をかけている。 | SUBARU

ゆずかけソフトクリーム(450円)。ゆず果汁は色が薄いが、食べてみると爽やかな酸味が。休憩におすすめだ。

カートピア オリジナルグッズのメモ帳、ハンカチ、ポストカード。 | SUBARU

同園のオリジナルグッズも好評発売中。パタパタメモ(460円/上)、ポストカード(1枚165円/左)、ハンカチ(1,100円/右)。

カートピア 青々とした海と松の木を背景に佇むフォレスター | SUBARU

北川村に向かう道中でひと休み。この日は天候に恵まれ、鮮やかな海を横目にドライブができた。

今月のルート


高知市中心部〜土佐タタキ道場〜桂浜〜横浪黒潮ライン〜
北川村「モネの庭」マルモッタン

今月の紹介ポイント


土佐タタキ道場

TEL:0120-119-213
住所:高知県高知市仁井田201-2
営業時間:10:30〜15:00

北川村「モネの庭」マルモッタン

TEL:0887-32-1233
住所:高知県安芸郡北川村野友甲1100
営業時間:9:00〜17:00(最終入園16:30)
休園日:6月〜10月の第1水曜日、
12月1日〜2月末日
入園料:一般1,000円/小中学生500円

※本ページに記載の価格は全て税込み価格です。

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